水性塗料について

PAINT

なぜ、水性系塗料を使うのか?

従来から使われている白動車補修用塗料には有機溶剤(シンナー)が使われています。
しかし
その成分には、人体や環境に悪影響を及ぼす揮発性有機化合物が多く含まれています。

従来の塗料(ウレタン塗料)

ウレタン塗料は水性と油性に分けられますが、車の塗装には油性ウレタン塗料が使われています。
油性ウレタン塗料のメリットは、耐久性が高い上に完成時の見た目が美しいことです。
また価格も比較的安価で現在まで長く使われてきた塗料であるため、扱いやすさからウレタン塗料を好む職人も多くいます。

しかし、人体への悪影響が懸念されています。

水性塗料

水性塗料とは、溶剤に水を使用している塗料です。
シンナーなどの有機溶剤を使わないため、環境に配慮されている点がメリットです。
現在販売されている新車のほとんどは水性塗料で塗装されています。
しかし、日本の自動車を補修するボディショップのほとんどは有機溶剤である油性塗料を使用しています。
なぜなのでしょうか?

それは、「小規模の工場が多く、導入コスト(高額)・技術力・設備投資が必要だから」です。

弊社が導入している水性塗料

多くのボディーショップが従来の「溶剤型塗料」を使用する中、弊社では環境への配慮を考えて「水性塗料」に転換いたしました。

水性塗料の中でも、環境に厳しいと言われるヨーロッパの法規制をクリアしたSikkens(シッケンズ)オートウェーブを使用しています。

弊社では修理する際には、環境に優しい水性塗料を使用し、地球環境の品質の保護に貢献しています。